離婚を言い渡されたが、どうしても離婚したくない場合、離婚を回避する奥の手を知っておきましょう。
うちは離婚なんて関係ないと思っている人も、もしかすると旦那さんは離婚について夜な夜な策を考えているかも知れません。
いざというときにために備えて奥の手を頭に入れておきましょう。
離婚を回避する奥の手
1.どうして離婚をしたくないのかを考える
離婚を言い渡されたときにどうして離婚をしたくないと思ったのかを真剣に考えることです。
離婚や夫について真剣に考えることで離婚を回避する方法が見えてきます。
子供がいるから離婚をしたくないという人もいれば、経済的な理由から離婚はできないという人もいるでしょう。
子供がいるからという理由にしても、子供を理由にしている方でも、子供の発育や道徳のために……と考えている方もいれば、やはり経済的な理由で……という方もいるため、より詳細に考えてみることをおすすめします。
あなたが離婚したくないのであれば、その理由を逆に夫への感謝する気持ちへと替えてみてはいかがでしょうか。
仕事をして家族を支えてくれている夫に対して、感謝をすることで夫の存在意義を再確認するのです。
また、子供へ接している優しい姿を見て、「やっぱりこの子には父親が必要だ」と再確認することも良いでしょう。
心の中で感謝の気持ちがわいてくればそれを言葉にすることも容易でしょう。
うわべだけの言葉には説得力はありませんが、心から感謝の気持ちがあれば自然に言葉になって出てくるものですし、その言葉には気持ちがこもっているので夫の心にも響いてくるはずです。
感謝の気持ちを伝えられて嫌な気持ちになる人はいません。
夫婦仲が再び改善されれば離婚回避となるでしょう。
2.コミュニケーションを図る
コミュニケーションは積極的に図っていきましょう。
夫婦仲が悪くなるのはたいていの場合、コミュニケーション不足が原因です。
もっと二人で積極的に話をしましょう。
離婚を切り出している側からすれば今更コミュニケーションを図ったところでやり直すことはできないと思って、きつい態度をとってきたり、完全に無視をしてくる可能性もありますが、それでもめげずに話しかけていきましょう。
そして記念日やイベントには部屋を飾り、ごちそうを作ってお祝いしましょう。
一緒に楽しい時間を過ごすことできて、絆が深まっていくはずです。

3.将来の話をする
いままで必要なこと以外話をしてこなかったのではないでしょうか?ここでひとつ2人の将来のことを前向きに話してみましょう。
必要最低限のことだけではなく、今後のことを二人で話し合うことで、一緒にいるイメージをしていくのです。
子供がいるなら、子供の将来を話し合ってもいいでしょう。
今後の将来をどのようにしていくかを考えて話し合いをすればお互いが考えていることが見えてくるので、すれ違っていた気持ちも緩和するでしょう。
4.冷静になる
結局のところは冷静な気持ちが一番ものごとをいい方向に運んでくれます。
離婚を回避するためにはまず話し合いを行うことになりますが、このときに感情のままに話をしては、ものごとが悪化の一途をたどってしまいます。
感情的になって「別れたくない」と訴えても相手の心には響きませんし、余計に心が離れてしまいます。
どうして相手が離婚をしたいと思ったのかを考えてから、冷静に話し合いをしていきましょう。
離婚をしたいと思うということはあなたに不満があったということです。
何に対して不満があったのかを考えて、話し合いでは、不満の部分を改善することを訴えます。
5.第三者に頼る
最後の手段は第三者に頼ることです。
二人で離婚を回避するための話し合いをしたとしても、両者で離婚に対する思いが違っていると、話し合いは平行線をたどってしまいます。
なかなか話し合いは決着を迎えないでしょう。
第三者を間に入れて話し合いをすることで二人とも冷静になって話し合いが出来るでしょう。
その第三者に離婚を思いとどまるように説得してもらえば、相手の心にもその言葉は入りやすくなります。
離婚をすることで受けるダメージや世間の目、手続きの面倒さなど、色々なことを具体的に説明してもらい、離婚を遠ざけてもらうことで離婚を回避することが出来るでしょう。
冷静な外部からの意見を聞くことで、感情的だった気持ちが収まる可能性が高いのです。
どうしても二人での話し合いがうまくいかず、適任な第三者がいない場合には、家庭裁判所で調停委員を間にはさんでの話し合いを考えてもいいでしょう。
離婚をするための話し合いではありません。
夫婦の話し合いの手助けをする裁判所の制度である夫婦円満調停を利用するのです。
二人の意見の相違や気持ちのずれを修正できるので離婚を回避できるでしょう。
まとめ
離婚を切り出されると悩んでしまうでしょう。
しかしまだ離婚を回避する方法はあるのです。
感情的になると良い考えも浮かびませんから、まずは冷静になって相手の意見に耳を傾けましょう。
一人で悩んでも解決の糸口が見つからない場合は、第三者に相談をするといいでしょう。
離婚回避に向けて進むためには落ち着いて考えて行動をすることが大切です。

